2010年08月11日

プチット・マドモワゼルのLeçon 2

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現実逃避欲覚めやらぬプチ・ヴァカンス明けの水曜日。フランスの友人からは「南仏で20日間のヴァカンス中でーす♪」などのメッセージが送られてきたりして、むがーっ!日本国民であるっちゅうことは、生まれながらにして仕事奴ってことかい?!目に見えないカースト制度かい?!などと毎年恒例の憤慨。

ハンケチ噛んで悔しがっているところに、フランス語の生徒、プチット・マドモワゼルが梨を手みやげに2回目のレッスンにやっていた。お、そうだそうだ。私が叶えられないフランスの夏休みを、我が生徒が実現してくれるんだわ。悔しがることはない…と、さっそくレッスン開始。前回出した宿題を完璧にこなしてきた我が生徒。さすが若い脳は、吸収が早い!そして今日は、パリでの実践フランス語の初歩と、メトロの乗り方、地図の活用の仕方などを一緒に学ぶ。

10代で、自らパリへひとりで行くことを決めた我が生徒。バイトしておこづかいを貯めて、旅費を稼いだ彼女の心意気。初めて見るものの大切さは、私が誰より一番良く知っている。だから、できるだけ自力で、パリの良さに触れるためのコツを教えてあげたいのだ。ちなみに私が初めてパリに行ったのは、20歳の頃。彼女と同じく、初海外旅行がパリだった。その後、まさか自分がパリに住み、こんなにも人生に深く食い込んでくるとは想像もしなかったことだけど、やはり、そのファーストコンタクトの印象が、後の人生の選択に大きく関与しているんじゃないかと思う。
がんばれ、プチット・マドモワゼル。

レッスンの後、先日焼いたキャトルキャールに生クリームと桃を添えてのお茶タイム。「にゃんこ先生!これ、すごくおいしい。」そうかそうか、よかったよかった。これはね、フランスのパウンドケーキなんだよ…私が教えるのはフランス語だけじゃない。それを使う人たちの文化や、その他のあらゆる素晴らしさも一緒に。どの分野でも良い先生とは、そうあらねばならぬと思うのだ。

posted by 猫沢エミ at 00:00| パリ | パリ・フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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