2010年09月04日

三途の川の奪衣婆、アジフライを揚げる夜

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今年の夏のヒットといえば、なんといっても隅田川沿いの夜の川呑み。このブログでも二度ほどその様子を書いたら「次回はぜひ参加したい!」と友人から希望のメールがいくつも舞い込んだ。最初は、こじまり夜風を楽しむ会だったのだけど、回を増すごとに急激に規模が拡大。加えて、スタッフゆうこりんの父君が、長崎県近海にてご自身の船で釣ったアジを35尾も送ってくださり、「こりゃあ、アジパーティーをするしかないな!」と拍車がかかった。アジといえば、干物、いや、たたきもよい。けれど、一番好きなのはアジフライ!しかも制限なく思う様食べてみたい…そんな超個人的な希望でアジフライパーティーを企画してみたものの、あれよあれよと参加者が集まり、気がつけば、`普通の量のアジフライをみんなで楽しく食べる会´となった。

昼すぎ、Oとホームセンターに行き、パーティーに必要なものをあれこれ買い込み、急いで家に戻ってアジの仕込み。ところが、アジをさばくのが意外と難しく苦戦。「これ、腹開きがいいの?それとも背開き?!」家にあった`魚のさばき方辞典´を見るも、あいにくアジフライ用のさばき方が載ってない!ネットで検索し、かなり無様な姿ではあるが、なんとかさばけるようになり、仕事のスピードも上がってくる。さばくのに必死な私に変わって、Oがタルタルソースを作る。さばいた後、私が粉つけ係、Oがたまごとパン粉つけ係となって、ようやく33尾分(2尾、お釈迦にしました)のアジフライの仕込みが完成。

急いで会場となる川べりに向かうと、もう友人たちがいい感じで盛り上がっていて、今日の会が素敵なものとなる予感がひしひし。皆がだいたい集まったあたりで、いよいよアジ揚げがスタート。しかし、手元の暗い夜の野外で、油を扱う料理は無謀だったか…と思っていたら、参加者のひとり、ナイスガイ・キング(というニックネーム)が、なんとヘッドライトを持ってきてくれて、これ以上ないほど大助かり。おでこに装着したライトでアジの揚げ色を確認しつつ、皆に振る舞う。「こんなにおいしいアジフライ、食べたことない!」と、大好評。開放的な野外で、揚げたてのフライを皆で食べる。おいしいと感じる要素が全部そろっているものね。もちろん、元になっているアジが新鮮でおいしいからというのは、言わずもがななのだけど。

解放。そう、今夜は皆が思い切り解放していた。たくさんのお酒の瓶がどんどん空いて、屋内で呑むのとは違うテンションがあたりを包んでいた。なんだか、隅田川が三途の川に見えてきたよ。さしずめ私は奪衣婆か?その婆が、おでこにヘッドライトをつけて、アジフライ屋台をやっている…なんてシュール!なんて楽しい!

ところでどんな風に皆が解放されたのかというと、今夜の代表的な解放を見せてくれたスノッブ・ミウラくんをご覧ください。(Photo2)「これから渋谷でDJなんですぅ〜。」と千鳥足で去って行った、そのスノッブ・ミウラくんから、残った仲間たちと呑んでいたらメールがやってくる。「今、なぜか中央林間(ミウラくんの乗った、東急田園都市線の終点駅です。笑)。最近で一番てんぱってます!」と写真付きで大爆笑。その後、彼が無事に自分のプレイタイムに間に合ったのかどうかは、未だ謎であります。。。


Photo1. 川べりの優雅なスペースに、テーブルをいくつも並べて。やってることは
    半アウトドアなんだけど、なんだかイタリアの大家族の集いみたいでした。
    ピカーっ!としているのは、キングの愛息子そうちゃんがヘッドライト装着中。

   2.でた!奪衣婆!!こんな感じでアジをこつこつ揚げてました。(Photo.真舘アニー)

   3.はい、こちらがスノッブ・ミウラくん。ああ、いい感じに解放されてますねえ。



posted by 猫沢エミ at 00:00| パリ | お料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする