2010年09月22日

パズーの目玉焼きのっけトースト

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`ためしてガッテン´というNHKの人気番組がある。どこがどうとうまく説明できないのだけど、全体の雰囲気が好きになれない。なれないくせに、つい見てしまうのだから、やはり人気番組とは不思議な吸引力を持っているのだなあと思う。

その、ためしてガッテンで少し前に`革命的な目玉焼きの焼き方´をやっていて、すこぶるためしてみたくなった。番組で解明した2つのポイントによると、普段私たちが目玉焼きを焼くとき、フライパンからかなり高い位置から卵を割るため、黄身の中にある細胞壁が壊れて、とろりとした食感がそこなわれるのだそう。だから、卵を割るときは、まず、別な器にそうっと卵を割る。そして、次がもうひとつのポイントなのだけど、直接フライパンに卵を割って焼いてしまうと、黄身の下に薄く層を作る白身が黄身の加熱を邪魔して、いまひとつおいしい焼き加減にならないのだとか。

だから、まず黄身だけをスプーンですくってフライパンに置き、しばし加熱、その後よくまぜた白身をそのまわりに流すとおいしい目玉焼きになる。ほんとう〜〜?!と半信半疑ながらやってみたところ、本当にいつも食べている目玉焼きとは別物かと思うほど、クリーミーでおいしい目玉焼きが焼けた。確実においしい。おいしいのだけど、目玉焼きはぱかっと直接フライパンにやって、じゅうと焼く行為も含めての目玉焼き、という行動の記憶がどうも邪魔するなあ。

ところで目玉焼きといえば、宮崎アニメの`天空の城ラピュタ´で、パズーが作る朝食の目玉焼きのっけトースト。朝っぱらから悪漢たちに追われたパズーとシータは、朝食を食べる暇もなく飛行石の洞窟へ逃げるのだけど、そこでパズーが逃げるときにカバンにつめてきたトーストを出して、シータと仲良く食べるシーンがある。それがたまらなくおいしそうで、ときどき真似して作っちゃう。宮崎アニメに出てくる主人公たちは男女とも、ある理想の人間の姿だったりするのだけど、特にパズーの元気でへこたれないガッツも優しさもあるキャラクターは、理想の男性(まだ少年だけど)の姿だなあと思う。こんな非常事態にも、食べることを忘れない気の利いた男の子に「はい。」と、目玉焼きのっけトーストを出されたら、恋に落ちてしまうだろうなあ…なんても思う。


Photo.普段はトーストに目玉焼きのみですが、今日は先日作ったミートソースの残りがあったので、それの上にのっけた豪華版。


posted by 猫沢エミ at 00:00| パリ | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする