2010年08月10日

伊東の美味三昧〜花火大会〜そして食材買い出し。

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夕べは、とらちゃんのおばあちゃまのお宅へ泊めて頂いた。場所は海に近い小さな住宅街の中。蝉の声がこだまする、正しい日本の夏休みの風情。2Fの和室に敷き述べられた布団にころがって、小学生みたいにすやすやと眠った。朝起きると、とらちゃんのお母様が、これまた正しい日本の朝食を用意してくださっていて、深く感謝。人様のお母さんでも、自分のお母さんでも、日本中のお母さんが、朝作ってくれるお味噌汁というのは、どうしてこうもおいしいものかと思う。

そして、海老の一夜干しが朝食に出てきてしまうあたりが、さすが伊東。この一夜干しは、伊東市内にある`長平鮮魚店´のもので、私も伊東を訪れる際には、かならずここで干物を買って帰る名店だ。あじやいわしの定番干物ももちろんおいしいが、金目鯛の沖津干しのうまさといったら!`人生において外せない、好きな食べ物´のベスト10に入る大ごちそう。それが、ここ長平鮮魚店の金目鯛の沖津干し。身のうまさもさることながら、とにかく皮がうまい。身と皮の間に横たわる上質な脂が、焼いたときに皮をぱりっとおせんべいのような食感に仕上げる。それを炊きたてのごはんにのせて食べるときの喜びといったら!朝食後、とらちゃんのおばあちゃまとお母様に別れのご挨拶をし、喜び勇んで長平鮮魚店へ。他の数ある干物屋さんとは雰囲気が違う、和のおしゃれ空間。人当たりの穏やかな店主さんに、欲しいものをあれこれ包んで頂き、店を後にした。半年前から始めたという金目鯛の味噌漬けも購入。食べるのがとても楽しみ〜。

その後、こちらも伊東を訪れた際には外せない`三木洋菓子店´へ。ここの名物といえば、ちいさなラングドシャ・クッキーの`ネコの舌´だけれども、私の狙い目は、厚めの生地で出来た`バタークッキー´(リーフパイもとても美味しい!)。しかし今日は売り切れているとのことで、残念。ネコの舌をお土産に買う。(もちろん、ネコの舌も超美味)ここのお菓子の特徴は、良い意味で変な特徴がないところ、と言ったら皆さんにわかって頂けるだろうか?シンプルで上質な材料を使って、丁寧に作る、というお菓子の基本中の基本の姿勢が息づいている。よけいなひねりがなくて、焼き菓子ならばとにかくプレーン味を選んでしまう私には、特にぴったりな味なのだ。そういえば、フランスの地方取材に出かけると、こうした良い意味でひねらない素朴な味のお菓子にたびたび出会う。地方だからこそ、流行に振り回されずに守れる味、というところでは、日本もフランスも同じなのかもしれない。ところで今日は、ショーケースに並ぶ美味しそうなザ・日本のケーキたちも食べてみた。その場で。お行儀があまりよろしくなかったかもしれないが、一歩外に出れば炎天下。できるだけフレッシュなまま食べてみたかったので、お店のマダムに「あのう…ここで食べてもよいでしょうか?」とことわって、店の端っこで邪魔にならないように、大の大人4人がシュークリームやエクレアを「おいしいおいしい!」連呼しながら、すごい勢いで食べた。いや、実際とてもおいしいのだ。シューの皮にしっかりと感じるバターの塩気と、素朴な硬度のカスタードクリームのマッチングといったら!あまりの美味しさに、エクレアを追加注文したのは、4名中、最も大人げないOだった。わかるわ〜、そのキモチ。

食べまくり、食べ続ける4人のヴァカンス部隊。その後、地元のスーパーで、地魚の刺身やご飯やお惣菜を買いまくり、日本酒片手に海へ向かう。花火の場所取りをしながら、調達した海苔に白いご飯をのせ、海で食べる簡単手巻き寿司に、4人の食欲はもう止まらない…。満腹で、浜辺にトドのごとく転がって海風に吹かれながら、それぞれ気絶。目を覚ますとあたりは闇夜に包まれ始めていて、さっき食べたお刺身用のしょうゆ小袋と、しょうが小袋の区別がつきにくくなっていた。

さて、メインエベントの花火大会の始まり始まり。おととしくらいから不況の影響の資金難ゆえ、年々規模が小さくなっていると感じる伊東の花火大会だが、それでもやっぱり東京都内では見る事ができない大パノラマで圧巻。(複数の打ち上げ会場から花火が放たれるため、浜辺に寝転がって見ると、まるで花火のプラネタリウムのようなのだ)ただ、残念なことに、去年から導入された謎のレーザー光線が、雰囲気を盛り上げるどころか逆に花火本来の美しさを邪魔しちゃってて、なんだかとてももったいない。主催する側にも事情があるのだろうけど、あれは、本当になくてよい気がします。

花火堪能後、また食べるのか?!と驚きのデザートタイム。花火後、人でごった返す商店街の中心にあるソフトクリームの名店`WAKABA´へ。ここのソフトクリームは現時点での私の人生における、ナンバーワン・ソフトクリームだ。まったりと濃厚なミルクの味、それでいて、後味さわやかな食べごこち。く〜たまりません!独特の形も愛らしくて大好き。

おなかが、赤ずきんのおばあちゃんを食べた後のオオカミくらいに膨れ上がったところで、短いヴァカンスの終了…と、思いきや、Oが「俺、昼間行った24時間スーパーで地魚を買いたい。」の、とんだ食いしん坊発言!のこのこと夏休みの眠れぬ子供たちと化した4人は、最後の仕上げに、真夜中のスーパーへ。そういや、Oと旅に出て何を一番お土産にするかといえば、地元で売っているごく普通の食材だなあ。買い物をしながら、「東京の底値は●●円だから、ここで買ったら●●円もお得だ!」なんて、貧乏性コメントが炸裂。気がつけば、地魚はもとより、東京のスーパーでも普通に売っているけれども、ここで買った方が断然安いインスタントラーメンなんかも買い込んでる始末。その量を見て(そして、買ってるもののあまりの普通さにも)とらさるカップルは呆れ顔。そりゃそーだ。笑

たくさんの食材をゲットし、ほくほく顔で帰路につく…あれ?!愛車MINIが突然具合悪くなってる!アイドリングが異様に低くて、エンジンがすぐに止まってしまう。「がんばれよ〜。」とMINIを撫でながら、なんとか無事に深夜の東京へ到着。あー…明日はドック入りだなあ。

しかし、もう少し旅していたかった。言い換えれば、現実逃避していたかった。
夏の空の下、頭をからっぽにして。


Photo1. 朝ごはん。とくに友達の家で、友達のお母さんが作ってくれる朝ごはんって
    なんだかすごく美味しく感じるものだ。

   2.三木洋菓子店のケーキたち。エクレア、シュークリーム、ババロア、
    どれもシンプルで懐かしい味。子供のころから変わらぬ`ごちそう´の味。

   3.うわー、お見苦しい写真でごめんなさい!どすっぴんでごちそうを
     パクつく私。でも、こうゆうのがほんと、楽しいよね〜♪

   4.伊東の花火。来年はみなさんもいかがですか?

   5.WAKABAのソフトクリーム&スウィーツたち。さるちゃんが
    頼んだ、かぼちゃのプリン&ソフトクリームも、プリンがしっとり
    まったりで、すごく美味しかった。(写真左から、抹茶氷クリームのせ、
    看板メニューのソフトクリーム、プリン&クリーム、かぼちゃプリン&クリーム)


posted by 猫沢エミ at 00:00| パリ 🌁| 旅(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月09日

夏休みモード〜みじかーいヴァカンスへ出発

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今日は日中、病院三昧。なに、造作もない。同じ病院内の違う科をくるくる巡って診察を受けるのだ。お昼ご飯は、大好きな病院食堂で。今日は先日からの念願だった覇気のないB定食を堪能。いいなあ、あんまりおいしくないなあ(あんまりおいしくないというおいしさを味わう)、光のない食べ物だなあ。と思いながら、にこにこ食べる。

病院で薬をもらい、急いで帰路につく。今夜から、1泊2日の、フランス人に話したらびっくりされそうなみじかーいヴァカンスへ出発するのだ。ばたばたと急ぎの仕事と準備を終えて、水天宮のT-CATへ、一緒に行く友達のさるちゃんをOの運転で迎えに行く。ちなみに、プチヴァカンスの行き先は、伊東。毎年、ANAのシステムエンジニアをしているさるちゃんと、さるちゃんの旦那様でフリーライターのとらちゃんの計らいで、伊東の花火大会を楽しませてもらっている。期間は短くとも、フランス人のヴァカンスにとてもよく似ているなあと思う。

条件1. 宿泊先は友人、もしくは親戚筋の家やセカンドハウス。
  2.食事は皆で食材を割り勘にして、その土地で採れるものを料理して食べる。
  3.レジャーは、海や山の自然相手で、お金がほとんどかからない。
  4.ひたすらのんびりが基本。何もしない、をしにゆくこと。 etc...

伊東はおいしいものの宝庫だから、楽しみだなあ。高速にのる前に、ちょっと腹ごしらえして行こうかということになり、先日近所にオープンしたばかりの気になる讃岐うどん屋`谷や´へ入ってみる事にする。香川県には残念ながら行ったことがなく、本場のうどんの凄さがいったいどんなものなのか、ダンチュウの讃岐うどん特集を眺めてよだれを垂らしているだけで想像の域を出ない私だが、ここの味は限りなく本場に近いんではないかと見た。もちろん、東京値段だし、お店もおしゃれだし、セルフサーヴィス方式じゃないけれど、うどんを作っている職人さんは明らかに本場からやってきた方のようだし(若干25歳の店主さんは、やはり讃岐で8年間修行した香川の方だと、後で知る。)なかなかハイレベルと判断。茹で上げる麺の状態を見るのに、釜から片時も離れない職人さんの姿から、うどんを愛しているのだなあと感じる。そして、運ばれてきたうどんは、きときとのもちもちで私好みだった。しっかりとコシもあるのに、歯ごたえの中にもちっとした弾力が生きている。これか〜〜、これが安価な讃岐うどんチェーン店では再現が難しい、麺の二重味なのかと感心する。出汁もすこぶるナチュラルで、まったく化学的な雑味は感じない。揚げ物類は、まだまだ研究の余地ありなのでは?という辛口意見だけれど、とにかく材料の良さ、お店の快適さ、などを考えれば、おなかいっぱいでひとり1000円は、コストパフォーマンス高し!と言えるだろう。あと、おまけで気に入ったのは、焼酎のラインナップの中に`山猫´と`山猿´があったこと。(笑)「今度は、お酒を呑みにきて、〆につるっといこうよ。」と、猫と猿は画策したのであった。

おなかいっぱい食べた後、3人は夜道を伊東へひた走る。明日の夜は伊東名物大花火大会。台風の影響で天気がとても不安定だけれど、なんとか持つとよいな…。

Photo1. 谷や、外観。この不況のさなか、チェーン店展開ではなく、単独店で東京に殴り込みを
    かける心意気が気に入った!そして、家の近所によい食べ処がまたひとつ増えたことも
    すごく嬉しい。

   2. かけうどん(冷や)&かき揚げ。魂がこもった食べ物は、きちんと生き物としての
    光を放っている。


posted by 猫沢エミ at 00:00| パリ 🌁| 旅(国内) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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